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2009年 09月 12日

○研究大会) 北海学園大学 「第13回 アイヌ語地名研究大会 in 札幌」 9月12日(土) 13:00~15:30 無料

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○ 第13回 アイヌ語地名研究大会 in 札幌

 【研究発表 1】
  ・「チライのつく地名」 
    高橋慎氏(栗山町ハサンベツ里山計画事務局長)

 【研究発表 2】
  ・「アイヌ語地名発掘の旅」
    伊藤せいち氏(オホーツク文化資料館館長)

 会場:北海学園大学豊平キャンバス 1階AV教室
      札幌市豊平区旭町4丁目1番40号 
      事務局・電話(011)821-2831 (高木)

 日時:2009年9月12日(土) 13:00~15:30 
 料金:無料(資料代100円)。定員120名(先着)。

 主催:アイヌ語地名研究会
 協賛:北海学園大学 松浦武四郎研究会
 後援:(社)北海道アイヌ協会 他

ーーーーーーーーーーーーーー(8・18)

 「チライ」とはアイヌ語、イトウという魚のことです。そのチライの付く地名の研究発表会です。

 道内の処々に「チライ」の付いた地名があります。
 山田秀三氏の「北海道の地名」には、「知来、知来乙、知来川、知来別、チライカリベツ川」などが見えます。どれもイトウが多く住んでいた川から付いた名前でしょう。

 かつては青森県にも生息していたとのことですが、現在では国内は北海道だけに住んでいます。北海道北部や東部、石狩川などの規模の大きい川や、緩やかな流れを持つ湿原河川などに生息し、その南限は羊蹄山の麓を流れる尻別川とのことです。
 さきほどの地名もそれらの地域にあることでしょう。稚内とか倶知安あたりです。

 研究発表は「チライ」から見えてくるかつての北海道像です。川を背骨のようにして、「北海道」にどれだけ迫れるか?それは今の北海道の有り様を考えることと同じことです。


 チライ以外にもアイヌ語地名の刺激的な言葉が聞けると思う。是非参加したいものです。

 

by eitu | 2009-09-12 17:47 | ○トーク


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