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佐藤萬寿夫・ドローイング展Ⅱ
会場:札幌時計台ギャラリー 2階
中央区北1条西3丁目
札幌時計台文化会館
(東西の中通りの北側にあるビル)
電話(011)241ー1831
会期:2010年4月26日(月)~5月1日(土)
時間:10:00~18:00
(最終日は、~17:00まで)
ーーーーーーーーーーーーー(4・5)
案内状を頂きました。ありがとうございます。
2年前に脳梗塞を患った佐藤萬寿夫さんの個展です。
昨年は、使い慣れていない左手による作品が大半でしたが、これが素晴らしかった。拙い線ですが、描写力とは違ったしっかりした主張と存在を示していました。その線が色鉛筆の明るい色と呼応しあって、画面全体が小躍りしていた。
昨年、佐藤萬寿夫さんが所属されている新道展で、氏の作品を見ることができました。それなりの大きさです。小躍りを越えて、凄みが全体を支配していた。以前は自然賛歌の明るい絵画だったのに、「讃歌」を越えた表現主義的作品になっていた。
今展は小品によるドローイング作品が主流になると思います。左右の手を使っての作品でしょう。幻想的な自然や風景、あるいは建物などもあるかもしれません。何を描いたかではなくて、画家が何を絞り出したかを見たいと思っています。