北海道開拓記念館 文化の日講演会
アメリカ先住民は
いま
【講師】
鎌田遵 (亜細亜大学)
【日時】 2012年11月3日(土)
13:30~15:30
【会場】 北海道開拓記念館 講堂
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
【料金】 無料
【定員】 100名 (先着順)
【申込方法】 以下の専用ダイヤルで申し込んでください。現在募集中。
受付専用電話 ⇒ (011)898-0500
※受け付け時間 9:30~17:00
※
詳細当、チラシを拡大して確認してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(10.25)
案内を頂きました。ありがとうございます。
講演者の鎌田遵さんは10代後半からアメリカ合衆国先住民社会に飛び込み、体当たりの人付き合いという体験者です。そういう実体験の中で考えたことなどを踏まえて、「アメリカ先住民はいま」を語ります。
ところで、アメリカ先住民とは、今風の言葉で言えば「ネイティブ・アメリカン」です。かつては「インディアン」と呼ばれていました。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時、そこは「インド」と信じていました。ですから、そこに住む人々を「インディアン」と呼んだわけです。大いなる誤解で、「かれら」は「インド人」とは何の関係もありません。ですから、「インディアン」と呼ばないようにしようということでしょう。
ならば、「ネイティブ・アメリカン」が良いのかというと、これも疑問です。「アメリカ」とはヨーロッパ人の実在の人名から生まれたものです。これも、「かれら」の呼称にとっては何の関係もありません。「インディアン」よりましだからという意味で使っているのでしょう。あるいは、「アメリカ合衆国」という国家名を「かれら」以上の実体としてみているのでしょう。アイヌを「ネイティブ・ニッポン」と呼ぶおかしさに気付けば、問題外の呼称と思います。所詮、他称ですから、余りに非礼でないならば何と呼んでも良いと言えるかもしれません。しかし、それでは「少数者」の視点がだいなしです。
「かれら」自身、自称として「ネイティブ・アメリカン」呼んでいるのでしょうか?
そうではないと思うのですが・・・。
それでは何と呼んだだら良いのでしょう?鎌田遵さんにお聞きしたいものです。