○ 吉田玲(あきら) 銅版画展
会場:アリアンス・フランセーズ
南2西5 南2西5ビル2F・入り口は西向き
電話(011)261-2771
会期:2007年7月21日~7月28日(土)
休み:日曜
時間:11:00~18:00 (土曜日は18:00まで)
北海道出身、フランス在住の吉田玲さんのエッチング展。吉田さんは女性で玲は「あきら」と読みます。
「玲」、初めてデートした女性が「玲子」さんといって、昔々この字を調べたことがあるのです。「冷」というイメージがあって、「冷たい」あるいは「晴れた夏の清々しい雰囲気」と思っていました。「レイ」という音しか頭に無かったのですね。中心の意味は「玉」偏にあって、(玉のように)透き通るように輝き美しい様です。そして、玉同士をこすり合わせた時の音が「レイ」です。「りんりん(レイ)と響き合い、透き通るように明るく美しい女性」という意味で女性の美称に使われがちです。この玉は単なる宝石ではなくて、巫女のような人が身に着け、神意をつかさどる場での重要な道具だったと思います。美しき玉の響き、輝きに神が応えて、巫女という依り代に言霊を現したのでしょう。
というわけで、吉田さんの版画は見たことが無いのです。写真報告をしたいと思っています。