○ 第一回 ギャラリー粋ふよう展
会場:ギャラリー・粋ふよう
北25東1 北向きで、26条通りに面している
電話
会期:2007年10月1日(月)~10月10日(水)
休み:7日(日)
時間:10:30~18:00 (最終日17:00まで)
【粋ふよう賞】
加我雅恵、「小樽の山から」。・・・当ギャラリーで個展1週間を無料、賞金3万円。
【粋ふよう新人賞受賞】
久米美子、「アトリエの彫像」。・・・同じく個展1週間を無料、記念品。
【入選】
荒金水恵、伊藤麻由子、加藤妙子、後藤高子、今野良子、佐久間敏夫、高橋優花、土手優希、本田滋、森輝江、若松真由美、以上11名。・・・個展1週間を1万円割引(H.P.によると通常は3万5千円)。
粋ふようには無沙汰をしています。2年前にオープンして、焼き物販売と絵画等の企画・レンタルスペースの運営です。
ギャラリ-の公募賞はオリジナル画廊、喫茶・法邑についで、札幌では3店目でしょうか。金銭的負担などを考えると大変なことと思います。無理せずに、長く続けて頂けるといいですね。
審査員は洋画家の松浦章さんです。氏は教室をお持ちです。ヨーロッパに絵画研修旅行を生徒さん達と行かれたりして、美術の普及・教育活動に熱心な方です。
「粋ふよう賞」は加我雅恵さんです。20歳台の若い人です。今年はオリジナル画廊、自由空間などで個展発表をしています。近代の絵画様式をじっくり研究していて、真面目さが好感をもたれます。気になるのは、彼女は松浦教室の生徒で、そういう人が最高賞を受賞されていることです。見る前にこういうことを言うのは失礼とは思いますが、審査の関係者が入選はともかくとして、最高賞というのはいただけません。他の方より、ずば抜けた作品なのでしょうか。
入選の佐久間敏夫さんは日本画で、現在、さいとうギャラリーで「165展」という3人展を開いています。30日までです。
本田滋さんは「栄通記」にグループ展の中で簡単に紹介をしたことがあります。先日、「9条の会・展」でお会いしました。風景の水彩画を発表していましたが、シャープな線が生きていました。定年前後のお年ですが、精力的に製作・交流を計っているようです。
他の方は名前だけでは作風は分かりません。作品を見たら、知っている人もいるかもしれません。せっかくの第一回展ですから、見に行きたいと思います。