○ フランク・ゴルドブロン写真展
『異なるもの奇異なる物』
<AF2008:キャビネ・ド・キュリオジテ(珍奇陳列室―03>
会場:札幌アリアンス・フランセーズ
中央区南2西5 南2西5ビル2F・(入り口は西向き)
電話(011)261-2771
会期:2008年4月8日(火)~5月24日(土)
休み:4月29日(火)~5月6日(火)、日曜日
時間:10:00~19:00 (土曜日は18:00迄)
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案内状を頂きました。有難うございます。
DM作品は、昨年のアリアンス・フランセーズ主催写真公募展で入賞した作品。その折に10枚送られた作品で構成されると思います。鉱物・植物・動物からなっているとのこと。
DM作品、リアルなユーモアと言えばいいのでしょうか。日本人の感性とは違って、非日常空間を捉える目の感覚がビシッとしていますね。
非日常(シュール)とか写実(リアル)とか可笑しさ(ユーモア)と言っても、感覚(イメージ)が全然違うのでしょうね。おそらく、対象との関係が違うのだと思います。洋人は異者として違いを確認して接近している。我々はどこかに共通性を期待して対象に接近している。コミュニュケーションとノミュニュケーションの違いといえばいいのでしょうか。歴史や風土の違いが原因だと思います。こういう文化的因子は遺伝子に食い込まれて連綿として民族なり共同体に血肉化するのでしょう。
これは価値観、感覚の問題ですからどちらが秀でているという問題ではないでしょう。美術・芸術はそういうことの自己確認の場であり、他者との関係を磨く場だとも思っています。