○ プラハ2 ギャラリー・コンプレックス
(4つの建物内ギャラリーの案内)
会場:プラハ2+ディープサッポロ 9J
中央区南11条西13丁目2-12
(東南角地の2階建て民家)
会期:2008年10月10日(金)~2009年5月31日(日)
時間:
※ レセプション: 2008年10月11日(土) 19:00~
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この建物はギャラリー兼アトリエなどとして、複数の美術関係者が利用し運営しています。利用者の何人かはそれぞれの事情で退去するそうだと耳にしています。これからの運営はどういう風になるのかと気にしていたところです。
一枚のDMを街で入手しました。ここの運営者とは交流が無いので、怒られない程度にそのDMに基づいて案内を書こうと思います。
このDMを見る限りではアトリエなどの利用者とは別に、4つのギャラリーを立ち上げたようです。とりあえずは来年の5月31日までです。既に「いろへや」や「いちご・ルーム」などのギャラリーはありましたが、それらがどうなったのか?存続していればそれらとの関係はどうなのかは不明です。
それでは4つのギャラリーを紹介しましょう。
◎ [9J]
【概容】 展示室兼実験室の畳9畳の床まで白い空間。
いままであったギャラリーです。今回のこけら落としとして
10月10日(金)~10月12日(日)に武内貴子(福岡)&天野萌(京都)滞在制作展を開催。
◎ 0ジゲン計画
【概容】 スタジオ.7。 担当:
櫛引敦子。
少女漫画を中心とした2次元表現を3次元空間として改装。
朗読という時間軸を不定期的に行い、4次元的に漫画表現の補完を計る試み。
第二第四土曜日の午後には、60年代以降の貸し本屋も始めます。買い取りもします。
◎ ギャラリー・シカク
【概容】 8ヶ月間限定で、ギャラリーを主軸とし、スタジオや社交場、もしくは別の何かして四角い空間の可能性を探る。
8名の参加予定作家が名を連ねています。主に教育大学美術家の学生が中心のようです。
レンタルOK!随時受附中!
問合せ:
西田卓司。
◎ [ブラック・ボックス]
【概容】 1.機能は知られているが内部構造が不明な装置。
2.航空機の飛行データ記録装置。
上下左右が真っ黒な空間の中で、あの時、一体何が起こったのか。その記録装置としての場を試みる。
担当:
阿部安伸。
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僕の場合は「見る」中心主義です。会場で作家なり、関係者と熱く語り合うことはありますが、取り立てて理由も無くギャラリーに出かけてオーナー達と美や芸術を語り合うということはありません。
そういう僕にとっては、こういう場は「何をしているかは分からないが、若い人が群れて何かに取り組んでいるのだろう」という関心以上のものは湧きません。そうではあっても、展覧会の時はなるべく見に行きたいと思っています。とはいっても、情報も内輪だけにしか拡げないという面があるので、なかなかタイムリーには行けそうもありません。
当方にも情報等連絡下されば助かります。
それと、「9j」だけが主催・助成・協力としっかり掲載しています。それは義務であり自慢でもあるでしょう。が、肝心の担当者の固有名詞がありません。この姿勢はイカンと思います。ドーンと大きく、「此処のことはオレに聞け!」という根性で、責任の所在(担当者あるいは代表者の氏名の明示)をはっきりしてもらいたい。責任を追及したいから言っているのではありません。その団体の顔が、よりはっきりすると思うのです。