○ No3. 6人の版画展
会場:大同ギャラリー
中央区北3条西3丁目1・大同生命ビル4F
(南西角地 。札幌駅前通り、東側)
電話(011)241-8223
会期:2008年11月20日(木)~11月25日(火)
時間:10:00~18:00
【参加作家】
木戸しづ子 西村一夫 早川尚 平塚昭夫 福岡幸一 吉田敏子
ーーーーーーーーーーーーーー(10・11)
版画仲間のグループ展みたいです。知った方もいれば、名前だけでは思い出せない方もかなりいます。技法も銅版画家が多いいと思いますが、果たしてどうでしょう。
先日、山の手ギャラリーの「
早川尚・銅版画展」を見に行ってきました。
ほとんどが2刷なのですが、黒がしみいるような色で感心しました。画題は魚や鳥ばかりで大きい。何と言っても、体の模様が素敵です。刺青のように前身を覆っているのです。嫌らしさや不気味さはなく、細やかな世界に魅せられます。背景は黒を中心とした茫洋感、刺青模様の魚達の装飾性と不思議な一体感。
背景は黒が主体ですが、爽やかな七色仕立てもありました。おそらく近作だと思います。暗い深海や宇宙から旅をして、明るく輝く色の世界で魚が泳いでいました。
この版画・6人展、早川尚作品にも会えるでしょう。福岡幸一さんのアンモナイトにも。