
○ 齋藤周・展
「春を兆す日」
会場:(東京)neutron tokyo 3F mini gallery
電話(03)3402-3021
会期:2009年3月25日(水)~4月12日(日)
休み:月曜日(定休日)
時間:11:00~19:00
(最終日は、~18:00まで)
※ オープニング・パーティー⇒ 初日 18:00~20:00
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(DM写真は、「おおらかなリズム」・テンポラリースペース 札幌/2008年。)
少年の日の記憶、その時の気分を一齣の断片(絵画)にしてコレクションのように壁面に張っていく、ぼやけた記憶は鮮明な姿となり過去と現在が会話をし始める。空間が息づいていく。
そこには間違いなく女性がいる、恋慕の証として。俯いたり、後ろ向きになったり、輪郭線はしっかりしていても実在としての女性ではない。情緒としての女、「女友達、お姉さん・・・」、もしかしたら「お母さん」も姿を変えているのかもしれない。「恋人」と呼ぶには肉が薄すぎる。
空間が情緒で満たされていく。軽いリズムにもなる。淡い赤や緑や黄色、なんと言っても白が主人公だ。
齋藤周さんは多くの個展を開いています。おそらく、今後も札幌だけではなく道外で開く機会も増えていくことでしょう。今回の個展もその一つでしか無いでしょう。記録しておこうと思います。