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渡邊希(のぞみ)・展
~うるし恋しなまめかし~
会場:ギャラリー・門馬&ANNEX
(両館同時同時開催)
中央区旭ヶ丘2丁目3-38
(バス停旭ヶ丘高校前近く)
電話(011)562ー1055
会期:2009年5月15日(金)~5月29日(金)
(会期中無休)
時間:10:00~18:00
主催:当館(大井恵子)
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渡邊希(のぞみ)さんは、昨年セントラルで個展をされました。関東以北の大学を卒業されたばかりで、「漆」作品の展示です。明快に二つの主張がありました。
一つは漆の黒と形を見せるというものです。
それは限り無く単純化されていて、やや歪んだり凸凹のある板状のものを吊るしているだけのものです。余りに単純です。それでいて漆の黒光りが優しく作品から発散していて、目に心地良いのです。女性らしい包み込むような感触です。同時に若さが持つ意欲、野心があり素晴らしいものでした。照明効果の上がる会場でしたら、「美と芸の若き探求者」と言祝ぎたくなります。実際、こういう若き感性を集めた大胆な作品を美術館などの広い空間で見たいものです。
一つは器などの工芸作品です。
これらは販売されていて、人気を集めていました。こちらは並以上に小振りな感じで、伝統技術なり巧さ、美を凝縮しようとしていました。
なかなか大胆緻密な若手作家です。漆作品を道内で続けて行くことは大変でしょう。継続的に見れれば嬉しいものです。
今展は門馬ギャラリーの企画展です。DMにはオーナー大井恵子女史の案内文もあります。力が入っていて、今展に寄せる期待度がわかろうというものです。
「・・確かな技術力を武器に先進的な挑戦を続けている。溢れる想像力と美しい造形・・・。旭が丘の新緑を背景に、吸い込まれる様な漆黒の深層、どうぞご高覧下さい」