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第38回公募展
北海道陶芸展
会場:札幌市民ギャラリー
中央区南2条東6丁目
(北西角地)
電話(011)271-5471
会期:2009年7月21日(火)~7月26日(日)
料金:無料
時間:10:00~18:00
(最終日は、~15:00まで。)
主催:北海道陶芸協会
後援:北海道新聞社
特別審査員:阿妻一直 阿部典英 五十嵐恒 加藤委 小檜山博 佐藤友哉 下沢敏也 藤井勇吉
ーーーーーーーーーーーーーー(7・20)
「陶芸」とは面白い言葉です。
器に代表される日常性、職人の伝統に根ざした巧の技、日常性や巧から距離をおいた芸術性と、全てを含んでいると思います。
そして、道内のそれら全てを含んだ底上げを計っているのが当展でしょう。
一昨年、に一度だけ見てきました。将来の卵である学生に随分と配慮していました。全体的にはアッと驚く作品は少なかった。きめ細かく見れば、随分と好みの作品はあるのですが、少しおとなしいと思った。会員会友のより以上の奮起が必要でしょう。
審査員がなかなか工夫されています。陶芸に直接関係しない文学者や美術関係者を招いています。この協会の姿勢の良さです。
ただ、「特別審査員」という言葉がひっかかります。おそらく、入選選定には関わらなくて、授賞選定のみに関わって居られるから、こういう呼称になったのでしょう。「審査員」で充分でしょう。