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中嶋幸治・展 0m/s
-zero meter per seconds-
会場:カフェ エスキス
中央区北1条西23丁目1-1
メゾンドブーケ円山1F
(南東角地)
電話(011)615-2334
期間:2010年2月18日(木)~3月9日(火)
休み:水曜日(定休日)
時間:12:00~24:00
(日・祝日は、~21:00まで)
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案内状を頂きました。ありがとうございます。
(DM写真作品は、「風のうろこ」の平積み。2009~2010年 インク・紙 長形4号 撮影・LIO。)
かつて私たちが土だった頃
風の停泊を眺めたものだった
今日の私たちは言葉を紡ぎ
風に託す方法を知っている
(DMに添えたる、作家の言葉。)
DM写真、ふんわかとした存在感、風になびいて一枚一枚離れていきそうです。
この便箋作品、昨年のテンポラリーでの個展に並んでいました。削られた表面がなまめかしく、ビルのような模様と解け合っていて、手のひらに乗せたら崩れそうな感じです。その軽さとは正反対に、見る者の前頭葉をバチバチと刺激してきて、きつく重い作品でもあった。
作家は悩ましき表現者です。研ぎ澄まされた人です。作品は確かに「美しい」。僕たちはその「美しさ」から、どこに連れて行かれるのでしょう?
不思議なタイトルです。0m/s、秒速0mという意味でしょうか?この手紙たちは進まないという意味?風が吹いても?風が吹けば進む?
会場は喫茶店です。作品を見るには不便なところです。それを承知での選ばれた会場でしょう。