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CITY NECROMANCER
YASYHARU FUZIYA
(藤谷康晴)
会場:同時代ギャラリー
京都市中京区三条通り御幸町角・1928ビル1F
電話(075)256-6155
会期:2011年6月14日(火)~6月19日(日)
休み:
時間: 12:00~19:00
(最終日は、~18:00まで)
ーーーーーーーーーーーーーー(5.5)
(以下、敬称は省略させて頂きます。)
「シティー・ネクロマンサー」、都会の魔術師でしょうか。
DM作品、確かに地図の網目の中に魔術師がいる。それは藤谷・魔術師?
都会とは富が集中し、その富にアリがすがるように人が溜まる。リッチな人がいればプアーな人もいる。リッチマンはその豪勢さを自宅に収集品にと誇示し、プアーマンはかなわぬ夢を彼等の影に求める。だが、そういう都会像は日本にあるのか?少なくとも、日本を代表する中堅都市である札幌にあるのか?富にまつわる目くるめく妖しげな世界が?
だが、藤谷康晴は都市にこだわる。札幌という都市にこだわる。そこが育った原点だからか?育った定点ということ、小なりとも大都会であるということ、その風土としての個人史と国の似姿との絡み合い。そして今展が京都で開かれる。京都、そこは日本美を形作ったところであり、都会文化の原点だ。京都は今なお多大な富を保有する。その地の富を忘れてはいけない。東京のこれ見よがしの富、京都貴人はバカにしているだろう。富とは目立たずにしっかりと重みのある存在ということを、京都千年の歴史で学んでいる。京都人の中にある、無言のプライドを田舎人・札幌人は学ばねばならないだろう。文化の何であるかを学ばねばならないであろう。その奢りも含めて。
青年・藤谷康晴は果敢に日本の中心に闘いを挑む。見に行きたいものだ。