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東影智裕 須飼秀和 大庭和昭
三人展
会場:ルネッサンス・スクエア
姫路市三左衛門堀西の町205-2
(株)パナホーム兵庫 1F
(JR姫路駅中央口を南へ出て徒歩10分、
姫路キャッスルホテル何隣。外堀川の近く。
※ 無料駐車場完備
電話(079)224-8772
会期:2011年5月7日(土)~5月22日(日)
休み:水曜日
時間: 10:00~18:00
(最終日は、~17:00まで)
協賛:(株)パナホーム兵庫
ーーーーーーーーーーーーーー(5.13)
参加作家の東影智裕さんから案内状を頂きました。ありがとうございます。


↑:左から、
東影智裕(立体) 1978年兵庫県高砂生まれ、東京都西東京市在住。
須飼秀和(絵画) 1977年兵庫県明石市生まれ、同市在住。
大庭和昭(陶) 1974年兵庫県神戸市うまれ、同県加古郡在住。
同じ高校で平面造形作家・椿野浩二氏から美術を学んだ3人繋がりです。彼等は若手としてバリバリの現役作家であり、彼等への強い支援の意を込めての地元企業の企画展でしょう。「こんな面白い地元育ちの作家が居るぜぇ!見ようよ、見てくれよ、応援しようぜ!!」
兵庫繋がりを度外視して、非常に面白い組み合わせです。深刻ぶらないところが3人の共通性で、それは美術を皆なで楽しもうよという立場でしょう。深刻ぶりはしていませんが、「美」や「芸術」や「表現」という難しい問題を内包しているようです。そこの辺りの緊張感が彼等の通奏低音かもしれません。
東影智裕さん、リアルな動物を作る人です。リアルにリアルに作れば肌の細密さなど、どこかに薄気味悪さがでてくるものです。そういう怖い部分を一切排除して、リアルなヘタッタ表情で僕らを見る目線、突き抜ける優しさの向こうに、何とも言えない寂しさがあります。
以下はパンフを見る限りでの印象です。
大庭和昭さん。「丸い」という造形を追求しているようです。かわいく愛おしくなるその形に、仏教的な涅槃を求めているようです。
須飼秀和さん。デザイン的な明るさが信条のようです。「古くあるもの」を今という時間の中で楽しんでいる。古さにはどうしても懐古調にならざるを得ません。それを否定しないで、オモチャとして今あるように楽しんで、時空をやさしく横断しているのでしょう。その作品を見る人達と一緒に。