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大泉力也・個展
幻は記憶の外にあって、手が触れない

会場:カフェ エスキス
中央区北1条西23丁目1-1
メゾンドブーケ円山1F
(南東角地)
電話(011)615-2334
期間:2012年5月4日(金)~5月22日(火)
休み:水曜日(定休日)
時間:12:00~24:00
(日・祝日は、~21:00まで)
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案内状を頂きました。ありがとうございます。
大泉力也さんはシルクスクリーンでお馴染みの道都大・中島ゼミの卒業生です。まだ20代半ばという若さです。
DMには自信の言葉が詩のように綴られています。堅い語彙は多いのですが、その素直さが一つの余韻を生んでいます。
版を重ねていくことは、
言葉を蓄積することに似ている
そこに現れた輪郭は、
顕在と潜在の境界線
映し出される色は、
まるでいつか見た光景の残滓
心象風景が展開されるのでしょう。「肉声と美学のはざま」、そんな風に見ています。その美学がナルシズム過多になると、なかなか見る者には真意が伝わりにくいでしょう。
しかし、彼の美学はナルシズム抜きでは成り立たないでしょう。そこに表現としての難しさが立ちはだかっていると思います。どうやって、そこを突き抜けるか?多くの発表をするしかないでしょう。揺るぎなきナルシズムに開眼するしかないでしょう。今展もその一里塚でしょう。
なるべく早めに見に行きたいと思います。