
○ Born in HOKKAIDO
~大地に実る、人とアート~
会場:北海道立近代美術館
北1西17 電話(011)644-6881
会期:2007年11月1日(木)~2008年1月24日(木)
時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休み:基本的に月曜日
料金:一般600円 高大生400円 小中生200円
主催:北海道立近代美術館、北海道造詣連盟、NHK札幌放送局
協力:JR北海道
【出品作家】
○感覚の実り・コーナー
青木美歌(1981年 東京生まれ、札幌育ち。東京在住。26歳。)
真砂雅喜(1976年 札幌市生まれ。札幌市在住。31歳。)
毛内やすはる(モウナイ 1976年 江別市生まれ。札幌市在住。31歳。)
池田光弘(1978年 岩内町生まれ。東京都在住。29歳。)
伴翼(1978年 札幌市生まれ。札幌市在住。29歳。)
○想像の実り・コーナー
盛本学史(1971年 釧路市生まれ。富良野市在住。36歳。)
松永かの(1974年 函館市生まれ。埼玉県在住。33歳。)
朝地信介(1976年 函館市生まれ。札幌市在住。31歳。)
福井路可(1959年 穂別町・現むかわ町生まれ。室蘭市在住。48歳。)
Kinpro<新矢千里(シンヤ・チサト 1966年 札幌市生まれ。札幌市在住。41歳。)
○対話の実り・コーナー
諏訪敦(1967年 室蘭市生まれ。埼玉県在住。40歳。)
野上裕之(1980年 旭川生まれ。広島県在住。27歳。)
端聡(ハタ・サトシ 1960年 岩見沢市生まれ。札幌市在住。47歳。)
貝澤珠美(1974年 平取町生まれ。札幌市在住。33歳。)
高橋喜代史(キヨシ 1974年 妹背牛町生まれ。妹背牛町在住。33歳。)
鈴木涼子(1970年 札幌市生まれ。札幌市在住。37歳。)
・・・以上16名。
(年齢は便宜的数字です。[2007・展覧会開催年ー出生年=表示年齢])
20代・4名、30代・8名、40代・4名。
道内在住者・11名、道外在住者・5名。
男性・11名、女性・5名。
○実りゆく未来・コーナー
札幌市内の8つの小中学校生徒のワークショップによる作品展示。2期に分けての展示。
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既に見てきました。本来ならば「栄通記」に書くべきなのですが、記録的にでもここに記しておきます。
北海道生まれの作家に焦点を当てた展覧会。50歳未満、30歳代を中心に若手中堅作家群。これは凄いという感じではなくて、一人一人が輝いて見えました。「栄通記」にも書いた作家もいるので、親近感も格別です。
企画の姿勢・視点や選考作家にはいろいろと意見のあるところだと思います。この手の展覧会には多くの批判があって当然だし、なければならないとも思っています。
公共美術館は作品の展示は役割の一部でしかありません。収蔵・保存・研究、美術人材の育成など幅広く期待されています。それらのことが、展覧会という場で目に見える形で、市民に開示されるものだと思います。その結果を見て我々はあれこれと意見を言うわけです。展示に不満を抱き、関係者の努力不足を語る人もいるかも知れません。逆に、切り口に見識の深さを思い賞賛する人もいるでしょう。
残念なのは、いろいろな事情で「現在の地元のアート・シーン」を提示する機会が少ないことです。資金がないとか、観客動員数が見込めないとかの理由が考えられます。仕方がない事情があっても少ないのは事実だし、そのことを批判されても当然だと思います。
近代美術館は冬季は常設展・企画展として、低年齢層のワークショップを交えながら、比較的に現在活躍されている作家を紹介する機会が多いです。学芸員・淺川さんが手がけていました。今展も彼女の担当かもしれません。どなたが担当とは関係なく、こういう企画展は企画者も表に出てきて、「なぜこの人達を選んだか、この作家のここを見てもらいたい」と声高に主張するのも良いのではないでしょうか。そして、その言葉がみんなの意見交換の共通言語になったらもっと素晴らしい。それくらいの意気込みを見たいものです。
なにはともあれ見て損のない展覧会だと思います。入り口最初の青木美歌さんの暗室でのインスタレーション、驚きの始まりです。最後は子供達の作品で閉めです。
1月24日(木)まで。