
○ 札幌美術展 2008
「美術で綴る札幌の歩み」
会場:札幌市民ギャラリー
中央区南2東6(北西角地)
電話(011)271-5471
会期:2008年3月5日(水)~3月16日(日)
時間:10:00~18:00(休館日→3月10日・月曜日)
料金:一般・300円 高大生・100円 (チラシのクーポン券持参で100円引き)
※午後5時以降は観覧料が半額
※3月14日(金)ホワイトデーは観覧料無料。更に先着300名様にクッキーのプレゼント有り
☆ギャラリー・コンサート・3月8日午後2時~(約40分)、観覧料必要
~フラメンコ・ギターの音色に魅せられて~
飯々谷守康(フラメンコ・ギター)
布施紀子(舞踊)
田中聖子(唄)
【主な出品作家】
一木万寿三 亀倉雄策 栗谷川健一 小林政雄 坂坦道 佐藤雅英 椎名次郎 露口啓二 新見亜矢子 橋本禮三 はなこ 林竹治朗 藤谷康晴 本間莞彩 松田与一 峰孝 吉田初三郎
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今年も札幌美術展の時期になった。観客動員数というプレッシャーの中で関係者が工夫を凝らした展覧会だ。
オーソドックスな作品は見ていて安心感はある。それだけでは今の札幌の美術の息吹を伝えれない。過去と現在の作品の安易な融合はどっちつかずで、皆から批判されそうだ。・・・そうなのだ。この展覧会の楽しみは個々の作品鑑賞ではなくて、企画者側の意思を見ること、姿勢を問うことにある。個々の作品が全体意思の中でいかに料理されたかを見ることだ。だからと言って、欠点失敗や不満を指摘することは良い事だと思うが、それで終わってはいけない。過去と現在の融合展は言うは易しく行うは難しい。むしろ欲求不満があっても、そのことを楽しみたい。美術鑑賞は良き物を見る事に尽きないだろう、可能性の一端に触れることだろう。失敗の中にこそ可能性があると思う。
間違いなく指摘したいことがある。選者の顔が見えないのである。おそらく図録は出されるだろう。企画者の名前群と言葉が欲しい。
何だか、見る前から良くない展覧会と言っている見たいだ。決してそんなことはない。僕の大好きな藤谷康晴君が参加しているのです。悪いだけで終わるはずはない。札幌美術展は過去の流れから判断して、美術愛好家の単なる癒しだけを目的に開催しているとは思えない。その工夫と努力を確認するのもこの展覧会に足を運ぶ目的にしてもいいのではという提案です。
「この展覧会の楽しみは個々の作品鑑賞ではなくて」と語った。決してそんなことは無いだろう。温故知新、古き中に新しさを、新しき中に伝統を確認できるだろう。

(あまり招待券など縁の無い美術鑑賞をしています。たまに入手しますが嬉しいものです。有難うございました。)