○ 栃内忠男・展
会場:さいとうギャラリー
中央区南1西3 ラ・ガレリア5階A・B室
電話(011)222-3698
会期:2008年4月29日(火)~5月4日(日)
時間:10:30~18:30(最終日は17:00迄)
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案内状を頂きました。有難うございます。
先日の近美・独立展にも出品していた栃内忠男。他の方とは違った作風だった。ぎすぎすして崩れかかった窓枠だけの絵。シンプルなのだが、強烈な存在感のある作品だった。
DMの作品「ケルンの少年」(ドイツ)、オーソドックスな人物画です。少年ですが顔だけ見れば大人が固い意志を内に込めているような表情です。
顔と言えば、栃内・顔絵は有名です。遠くを見つめる独特の風貌、ユーモラス鼻形、丸い顔の輪郭とあいまって不思議な魅力があります。丸といえばリンゴも描いていました。絵画上の探究心・追求心は素晴らしいものがあります。
崩れかかった不思議な窓枠、キャンバスの中で「絵画」と「栃内の意志力」が闘っているようだった。