○ 追想ー片岡球子の世界
会場:北海道立近代美術館・常設展示室
中央区北1条西17丁目
電話(011)644-6881
会期:2008年4月22日(火)~7月5日(土)
時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休み:月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
料金:当日券・一般500円 高大生250円
主催:当館
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
球子は今年1月に亡くなりました。103歳でした。女史を追悼しての回顧展です。
1905年(明治38年) 札幌生まれ
道庁立札幌高等女学院(現札幌北高)卒
1923年(大正12年) 女史美術学校(現女史美大)入学
1952年(昭和27年) 47歳で日本美術院同人
1982年(昭和57年) 芸術院会員
1989年(平成元年) 文化勲章受賞
富士山など、ギラギラもこもこ個性溢れる作風を35点、4つのコーナーでの紹介。さて、女史の画業をどういう風に区切るのでしょう?①院展入選時の初期作品群、②面構えシリーズに至るまでの装飾的な力感溢れる風景画群、③面構えシリーズを核とした画題を古典に求めたもの、④晩年の女と造形を追及した「裸婦」シリーズ。個人的にはこんな風に片岡球子のことを考えています。
それにしても103歳!絵の力か、女史自身の生命力の賜物か!
もう既に始まっています。