
○ オープニング展覧会
「サッポロ・アート展」
会場:CAI02
中央区大通西5丁目 昭和ビル・B2 (地下鉄大通駅1番出口)
電話(011)802-6438
会期:2008年5月24日(土)~6月21日(土)
休み:定休日が日曜日
時間:13:00~23:00 (オープニング当日のみ、18:00~)
【出品作家】
伊藤隆介 今村育子 岡部昌生 上遠野敏 黒田晃弘 鈴木涼子 3KG
清治拓真 仙庭宣之 高幹雄 高橋喜代史 武田浩志 中嶋幸治 端聡 坂東史樹 久野志乃 祭太郎 wabisabi
※オープニング・レセプション・パーティー
5月24日(土) 18:00~
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案内状を頂きました。有難うございます。
「新ギャラリー・CAI02」の案内、オープニング・企画展示会「サッポロ・アート展」の案内、「オープニング・レセプション・パーティー」の案内と盛り沢山です。
「2008年5月24日、CAI現代芸術研究所は「札幌からの創造と発信」をテーマに、新しいギャラリーCAI02をオープンします。CAI02は、
企画ギャラリー、
レンタルギャラリー、
カフェが、それぞれに、独立した空間になり、訪れたお客様には、ゆっくりと作品鑑賞を楽しんでいただいた後、乾いた喉を潤しながら作品の余韻を充分に堪能して頂けるような構成としました」(DMより)
新しいギャラリーができます。
見る選択が増えるわけですから、嬉しいことです。場の空気感、雰囲気などはどんな感じでしょう?楽しみです。ただ、作品なり参加作家傾向はオープニング展覧会やいままでのCAIの展覧会活動を見ているので、イメージはできます。札幌の一つの顔であることは間違いないでしょう。いわゆる「現代美術」という言葉の周縁に位置し、CAI、プラハ、テンポラリーなどに集う作家達です。
札幌は狭い。ある種の価値観を共有する人達の集まる場は似てくるのでしょう。中心人物の性格や場の物理的位置の違いなどがそれぞれの場に微妙な違和感を生むのでしょう。そして、人間関係の常として、近親憎悪の心理的葛藤も生まれるのでしょう、作家達やオーナー達には。それらが向上心にとして反映されるのを期待したい。僕は狭義の美術関係者ではないので、あそこに行きここに行きと、見て語って書くだけです。
DMはいろいろと工夫しています。
片面は白無垢で、参加作家名や模様が色無しで凸凹印刷されています。点字スタイルともいえますが、名前は文字彫りなので点字ではありません。目の不自由な方でも楽しめることは間違いありませんが、読み難くもあります。デザインですね。
反対面は純白で、シンプルなデザインに字が沢山印刷されています。高齢者には読みづらい処もありますが、シンプルな機能性で救われています。
あと、カフェ併設とのこと。個人的にはあまり喫茶・画廊には行きません。単純な理由で、コーヒー代をけちているだけです。だから、今後どれだけ行けるか不安です。それに、絵を見に行っているので、そんなに必要ないのです。もっとも、会場で出された飲み物は喜んでいただいています。
DMはいつに無く、志の文章がありません。くつろいだ雰囲気で作品を堪能して喉を潤してくださいとしか、語っていません。静かな船出です。僕も静かに見て、できれば熱く語りたい。