
○ 三宅悟・展
”北手宮から”
①会場:小樽→あとりゑ・クレール
小樽市駒ヶ枝町21-2北3西3
電話(0134)22-1354
会期:2008年6月20日(金)~6月29日(日)
時間:10:00~18:00
②会場:札幌→大同ギャラリー
北3西3 大同生命ビル3F4F・(南西角地 駅前通東側)
電話(011)241-8223
会期:2008年7月10日(木)~7月15日(火)
時間:10:00~18:00 (最終日17:00まで)
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小樽在住の洋画家・三宅悟さんの、小樽と札幌の2ヶ所での個展です。
僕は札幌と小樽は2都物語として近代の北海道開拓史を考え勝ちですので、こういう展覧会はぞくぞくします。それはともかくとして、小樽会場はどんなところか気になります。案内状を見ると、手宮から赤岩方面、梅ヶ枝郵便局の近くです。
DMは凝っていいます。二つ折りの葉書サイズで、中はカラーで作品が印刷されています。左側は「吹雪の後」・S30、右側は「庭からの羨望」・S30で冬と花咲く時期の風景画です。三宅さんはこういう風景画と、風景の中に人物がいるのを得意としています。人物は独特の味わいがあります。暖かく包み込むような人物で、回顧的であったり、非現実的な象徴であったりします。
風景画と人物のいる風景画、両者のモチーフは少し違って見えます。自然そのものの魅力と、自然の中にいる人物への眼差しという違いがあります。
先日、小樽市民ギャラリーで「13人展」が開かれていて、見に行ってきました。三宅さんも5点ほど出品していました。作品掲載の許可も頂いたのに、実行していません。少し遅くはなりましたが、載せなければなりません。それを僕自身が見直して、展覧会への心構えを高めねばなりません。