
○ クリストフ・パゴノ写真展 『最後の暗闇』
<AF2008:キャビネ・ド・キュリオジテ(珍奇陳列室―06>
会場:ギャラリー・門馬 ANNEX
中央区旭ヶ丘2丁目3-38・(バス停旭ヶ丘高校前近く)
電話(011)562ー1055
日程:2008年7月11日(金)~7月21日(月)・会期中無休
時間:11:00~19:00
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案内状を頂きました。有難うございます。
アリアンス・フランセーズの企画ですが、会場は門馬ANNEXです。間違えないで下さい。
クリストフ・パゴノ氏は札幌アリアンス・フランセーズの院長です。2005年から務めていて、現在に至っています。台湾のafにも務めた経験があります。その地の美術ギャラリーとも親しくなり、札幌ではそのギャラリーの協力を得て、写真とテキスタイルを中心に多彩な作品紹介をされています。もちろん、パガノ氏が審美眼の備えた写真家であるから、質の高い写真紹介ができるのだと思います。
パンフレットには「・・・院長として日本に住み、顔を撮り続けている。日本人のポートレート写真をギャラリーに紛れ込んで見せた」とあります。
確かに紛れ込ませたのでしょう。しかし、常設のafではなくて、門馬ANNEXを選んだのも意味深です。白黒の作品に、あの会場の乳白色を選んだのです。DMやパンフでのみ、氏の作品垣間見るだけですが、静寂と緊張感、耽美とだけは断定できない人の心をつかむ動きがあります。特に「目」の追求には注意したいと思います。