![⇒企画)JRタワーARTBOX 「岡部×港 [わたしたちの過去に・・・?]」 4月26日(土)~7月30日(水)_f0142432_17102037.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200806/16/32/f0142432_17102037.jpg)
○ 岡部昌生×港千尋
[わたしたちの過去に、未来はあるのか?]
会場:JR札幌駅東コンコース・JRタワーARTBOX
中央区 (東コンコースに西壁面。近くに「えき☆スタ」(?)在り。)
電話
日程:2008年4月26日(土)~7月30日(水)・会期中無休
時間:(コンコースに入れる間は常時)
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CAI02でこのDMを入手しました。公共空間に美術の新しい発表の場が出来ていたのですね。
設立趣旨が書かれてありますので、再掲します。
[駅]という都市空間のさまざまな交差の記憶の継承をアートのちからに委ねたい。JRタワーのアートプロジェクトは[ARTBOX]というテンポラリーなパブリックアートへ挑戦する函空間を創りました。将来的には、作品展示を一般公募して、アワードの開催や恒久的な作品へと向かう展開へ繋げていきたいと考えています。
次回からの展示作家の予定として
<キネティック・アート>
伊藤隆介
<グラス・アート>
熊澤圭子
<スチール・スカルプチャー>
国松明日香
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既に4月から開設していたのですね。
DMを見て思ったことです。
①
設立主体、あるいは管理責任者が不明なのです。
これは致命的なミスだと思うのです。ここは管理委託されていても、公道だと思うのです。いわゆる、パブリック空間です。ですから、市の委託かどうかは別にして、「いったい誰が運営しているのか」を明示しないと、不必要な批判・非難と憶測を生むと思うのです。ふつう「実行委員会」という責任の所在をうやむやにした名称を使いますが、それすらありません。連絡先も不明です。おそらく、内部体制が整っていないのでしょう。
このDMはCAI02で初めて目にしました。僕自身の怠慢かもしれませんが、他では積極的に配布していないようです。そのことや出品者から判断すると、端聡さんが中心になっているのではないでしょうか。昨年末の「地下街 500m美術館」の流れでしょう。
将来はアワード展を開きたいとのこと、その志は大いに期待したいところです。一方で、展覧会は「金」(資金)が必要です。何らかの形で自治体に仰ごうとしているのか、それならばなお更、運営主体を明示して、開かれた存在であることをアピールすべきです。それとも場の提供だけで自己資金なのでしょうか?
②
横文字が多いですね。多くても意味が分かればいいのですが、分からないコトバが余りにも多すぎます。使うことによって市民用語にしようということかもしれませんが、あまりそういう態度は好きではないです。
③
字が小さい。思いが沢山あるから仕方が無いのでしょうが、簡明な方が僕は好きですね。
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![⇒企画)JRタワーARTBOX 「岡部×港 [わたしたちの過去に・・・?]」 4月26日(土)~7月30日(水)_f0142432_1855177.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200806/16/32/f0142432_1855177.jpg)
常設的なパブリック・空間の場合、展示場所が増えることに、「発表の場が増えていいですね」という、いつもの栄通の態度では問題があるでしょう。何はともあれ、現場で作品を見ましょう。そして、企画の姿勢や個々の作品展覧会を期待を込めながら、注意して確認していきましょう。(左の写真をクリックすれば、大きくなります。)
殆んど展覧会の案内は載せませんでした。換わりに現場の写真を後日、本編に載せたいと思います。